「お金がない!」から脱却しよう! お金がお金を生む仕組みがわかる本。

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金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん 貧乏父さん
  • タイトル:金持ち父さん貧乏父さん
  • 著者名:ロバート・キヨサキ/シャロン・レクター(公認会計士)
  • 訳者:白根 美保子
  • 発行:筑摩書房
  • 刊行:2000/11/9 改訂版:2013/11/8
  • ページ数:288ページ 改訂版:272ページ
  • ジャンル:自己啓発
オススメの読者対象
  • 将来が不安な人。お金の悩みが絶えない人
  • お金についてきちんと考えてみたい人
  • お金持ちになりたい人

本書のあらすじ

僕には、父親が2人いた。「金持ち父さん」「貧乏父さん」だ。どちらも素晴らしい父親だったが、お金に関する意見は正反対だった。

そんな2人を見て育った僕は、親友の父親である「金持ち父さん」の教えに導かれ、見事に成功を納める

自らが辿った成功への道のり、お金や資産に対する考え方、人生に対する考え方を惜しみなく披露し、お金持ちへの道を伝授する。

全世界4000万部のロング&ベストセラー

自由をとりますか? お金をとりますか?

2000年の刊行時にとても話題になっていたので、読んだのですが、当時の私にはチンプンカンプンでした。

投資をしたり、不動産を買ったり、自分のビジネスを立ち上げたり…。

とても自分にできることとは思えませんでした。

「人生、お金がすべてじゃない」

「お金は業(ごう)だ。ない方がいい」

「金は天下の回りもの。必要な時に入ってくるよ」

そんな風に現実逃避をしつづけ、この20年、貧乏街道をまっしぐらに突き進んできました。

「貧乏でも、好きなことをして生きていくのか?」それとも「お金のために、やりたくない仕事をして生きていくのか?」と言われれば、私は喜んで前者を取ります。

損得勘定で動くというのは、私の意に反することです。

物事を決める時には、「自分がいま死んでも後悔しないかどうか」で決めたいと思っています。

1本のYouTubeが人生を変えた

そんな頑固な私のお金に対する考え方を180度変えさせてしまったのが、YouTubeでみつけた1本の動画です。

両学長が配信している生き方・考え方・お金の知識を学べるチャンネル「リベラルアーツ大学」という動画です。

2020年6月に刊行後、1年で65万部を売り上げた『お金の学校』の著者です。

マインドマップを使って、落ち着いた話し方で、お金の基本的な知識を基礎の基礎からわかりやすく説明してくれています。

  • お金持ちになりたいなら、まず、家計簿をつけよう。
  • 格安シムに乗り換えて、携帯電話料金を抑えよう。
  • 株を買うのは、生活防衛資金貯めてから。

ものすごく、まっとうなんです。

こんな、まともなことを言う両学長は、自らの力で稼ぎ、40代で完全に働かなくてもいい状態になっているそうです。
家族や友人向けにお金の知識を発信していたところ、需要が多いため公開したそうです。
まったく知識のない人にもわかりやすいように、株のことも解説してくれます。
私たちは、いかにお金に関する教育を受けてきていないか、そのせいで苦しんでいる人がいかに多いかに気づかされます。

お金を稼ごうと思ったら、バイトをするか会社員になるしかないと思っていました。
お金に困ったときは、借金をするしか方法がないと思っていました。
でも、両学長の動画と出会って、自分一人で稼ぐ方法があるということを教えてもらいました。
それは、目の前に光が射したように、とても勇気の湧くことでした。

この動画でお金の基礎知識を一通り学んだ後で、改めて『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでみると、本当の面白さがわかりました。
世界が違って見えるくらい、気づきがたくさんありました。
少子高齢化が進み、年金制度もいつまで持つのか不安を感じてしまうような昨今、「本当の資産とは何か?」もう一度考え直してみる必要があるかもしれません。

生き方・考え方・お金の知識を学べるチャンネル「リベラルアーツ大学」
第1回 プロフィール&自由な生活を手にするためにはどうすればいいか【お金の勉強 初級編】

お金儲けの才能を目覚めさせるステップ

少し、『金持ち父さん貧乏父さん』から引用させていただきます。
以下は、「お金儲けの才能を目覚めさせるステップ」です。
ぜひ、参考にしてみてください。

1.強い目的意識を持つ

  • やりたくないことのリストを作る
  • やりたいことのリストを作る
  • 目的を明確にする

2 毎日自分で道を選ぶ 

  • 自分の時間とお金をどう使うかは、毎日選択すべきもの。
  • 教育に投資する。唯一の資産は頭脳。奢らず、昂ぶらず、謙虚に人の話に耳を傾ける。

3 友人を慎重に選ぶ

  • お金持ちはお金の話をするのが好き。貧乏人はしたがらない
  • 自分自信に正直になり、人と違ったことをするのをためらわない

4 新しいやり方を次々と仕入れる

  • セミナーなどに参加して、より早く知識を学ぶ

5 自分に対する支払いをまず済ませる

  • 管理能力を身につける
  • 「キャッシュフローの管理」
  • 「人の管理」
  • 「自分の時間の管理」
  • 資産=自分のポケットにお金を入れてくれるものに払う
  • 借金をしない

6 その道のプロにはたっぷり払う

  • 資産を増やし、時間や労力を節約させてくれる人にたっぷり支払い、一緒に儲ける
  • 顧客の利益を最大にすることを常に心がけるブローカーを見つける
  • 自分より優れている人間をうまく使う

7 もとは必ず取り戻す

  • 「私のお金をいかに短時間で取り戻すか」「何をタダでもらえるか」を知る。
  • 短期投資ー投資して増えたら元本分を取り戻し、あとは放っておく。残りはタダで手に入れた資産になる
  • 損をしても大丈夫な額しか投資しない
  • 元本を回収したあとにただで手に入る資産が大切

8 贅沢品は資産に買わせる

  • お金が生んだ利益で贅沢品を買う。借金をして買わない。必要なお金は作る。
  • お金を自分のために働かせる

9 ヒーローを持つ

10 教えることで得る

  • 出し惜しみをしないで与える
  • 何か欲しいものがあれば、まず与えなければダメ。お金が足りなくなったら、教会や慈善事業に寄付をする
  • 何かが足りない、欲しいと思ったら、まずそれを人に与える

5の「 自分に対する支払いをまず済ませる。」は新鮮でした。

入金があったら、まず支払う必要のあるものを払って、残りを自由に使うというのが普通だと思っていました。

まず、貯金をしてから残りを支払いに回す。足りなければ、さらにお金を作る努力をする。

それが、金持ち父さんの教えです。

10番の教えも好きですね。お金が欲しければ、まず自分から寄付をする。

13年ぶりに改訂版も出ていますので、気になったら、ぜひ本を読んでみてくださいね。

お金に困っている人の希望になれば、嬉しいです。

|著者紹介

ロバート・キヨサキ

起業家、教育者、投資家。 ロバート・キヨサキは、世界中の数千万人のお金に対する考え方に疑問を投げかけ、それを変えてきた。
彼の主張はしばしば伝統的な知識とは対立するが、その歯に衣着せぬ語り口と、不敵で勇敢な態度で、多くの人々の支持を集めてきた。 キヨサキは今日、情熱的で積極的なファイナンシャル教育の旗手として世界中で知られている。

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キャッシュフロー・クワドラント
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  • 訳者:白根 美保子
  • 発行:筑摩書房
  • 刊行:2013/11/8(改訂版)
  • ページ数:272ページ
  • ジャンル:自己啓発

本当の自由を手に入れる お金の大学

お金の大学
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  • 発行:朝日新聞出版
  • 刊行:2020/6/19
  • ページ数:272ページ
  • ジャンル:自己啓発
ツバメ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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