いざ、本を書いてみようと思っても、
何から始めたらいいのか悩んで、筆がすすまない~
となっていませんか?
- 本を書きたいけれど何からはじめていいかわからない
- 本に写真を使いたいけれど、どれが使えるのかわからない
- 原稿を書く手順と工夫する点がわかる
- 文章の引用の仕方や、使用できる写真を選べるようになる
では、さっそく見ていきましょう!
構成を考える
これから書く人は、誰に何を伝えたいのかを決めて、まず「もくじ」から考えてみましょう
ブログやYouTubeの台本を書籍化する場合は、一度全体を読み直して、全体の構成を考えて、起承転結に沿って並べ替えてみましょう
1番言いたいことを軸にして、ぶれないように考えるのがポイントです。
文字数はどれくらい?
1冊の文字数はどれくらい書くのが適切なのでしょうか?
文章中心の本の場合、紙の本ですと、10万文字前後はあります。
個人でkindle本を出す場合には、1~3万字ぐらいで書かれていることが多いようです。
販売価格をいくらにするかで変わりますが、気軽に読みきれるぐらいの分量で、読み終えたあとに満足感もあるぐらいの文字数があるとよいでしょう。
原稿は、GoogleドキュメントやWordで書くのがおすすめです。
絵本や写真集、詩集、歌集などを出す場合は、ページ数で考えてみてくださいね。
電子書籍の本文はフルカラー! 特性を活かそう!
紙版でフルカラーの本を作ると、モノクロの何倍もの印刷代がかかりますが、電子書籍は無料でフルカラーの本が作れます!
写真集や絵本はもちろん気軽に作れますし、文章中心の本も、挿絵や写真を入れるとイメージが湧きやすくなりますので、適度に入れるのがおすすめです。
重要な箇所にも色付けするなどして、読みやすくしてみましょう。
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)の読者に読まれると、ページ単価で印税が入ります。最後まで読んでもらえるように工夫してみましょう。
著作権のはなし
独自につくり出された文章や画像には著作権があります。
ただ、書籍は参考図書などから文章を引用することができます。
また、著作者の許可を得た場合や、著作権が切れている場合にも使用できます。
ルールを守って著作活動に活かしましょう。
なお、著作物の権利は、著作者の死後70年で消滅しますが、
戦時加算など細かいルールがありますので、使用する際には確認が必要です。
文化庁 著作物等の保護期間の延長に関するQ&A
文章を引用する場合のルール
参考図書などから文章を引用する場合には、以下のルールがありますので、しっかり守りましょう。
- 引用する必要性があること
- 主従関係が明確であること
- 引用部分が他の文章とはっきり区別されていること
- 改変しないこと
- 出典元が明記されていること
タイトル、著者名を明記し、「」で括るなどして、どこからどこまでが引用なのか一目でわかるようにしておきましょう。
ウェブサイトからの引用の場合は、サイトのURLを記載しましょう。
あくまでも、引用は全体の一割程度にとどめ、「主」となる本文はご自分の言葉で書くのが原則です。
改変もできませんので、引用する場合は校正の時に原文と一字一句、照らし合わせて確認しましょう。
引用されているモノをさらに引用するのではなく、必ずオリジナルを確認しましょう。
写真の引用、転載する場合のルール
また、写真やイラストの無断使用もできません。
人物が写りこんでいる写真には「肖像権」があります。
特に、有名人には「肖像権」の他に、財産的価値を他人に勝手に使用されない権利として「パブリシティ権」がありますので、無断使用はやめましょう。
歴史的人物の肖像や有名な建物の写真などは、著作権が発生していない「パブリックドメイン」の写真を見つけられることが多いので探してみてください。
写真・イラストを使用する時の注意点
- 人物写真を使用するときには本人の同意を得る
- 人物を特的できないよう、モザイクなどをかけて画像処理をほどこす
- 「商用利用可」のサイトから購入する
- 無料で使いたい場合は、「無料・商用使用可」のものを探す。
- 自分で撮影した写真はもちろんOK!(写り込み注意)
無料で写真やイラストを使うには?
無料で写真やイラストを使いたい場合は、自分で撮影した写真か、無料で「商用利用可」のモノを探しましょう。
Wikipediaなどに、著作権が発生していない「パブリックドメイン」の写真が掲載されていることも多いので、チェックしてみましょう。
無料で商用利用可能な写真・イラストがあるサイト
O-DAN(40サイトを一気に検索できます)
イラストAC
photoAC
などがおすすめです!
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